先日、江戸東京たてもの園にて見学のできる前川國男自邸を見に行ってきました。
イメージしていたよりもかなりこじんまりした佇まい。
戦中に建てられており、建築制限(100㎡以下)、建築資材も乏しい中での設計。 建物中心にある丸柱は電信柱を使用したそう。
資材が限られていたことで、簡素で質素な美しさが生まれたのではないだろうか。
今は選ぶものが多すぎて、もっと限られた資材で良いとさえ思ってしまいます。 建築制限もあったら庭も取れて、街並みも良くなるだろうな~。
2階が載る天井の低くなった食堂も居心地の良い場となっています。
モザイクタイルの風呂の空間がまたツボ(笑) レーモンドの血が感じられる自分好みな建築でした。
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