吉村順三設計の1974年竣工の「鎌倉山の家」がリノベーションされてgalleryとして公開されているのを聞き、行ってきました。
トンネル状のアプローチをくぐると見えてくるのは二つのgallery。
半地下の茶室へと視線が抜けるgallery
地中に埋め込まれたようなgallery
掘り込まれ庭に視線が抜け、包み込まれた安心感が感じられる。
木工デザイナーの三谷龍二さんの作品。 作品にも集中できる空間。 包まれた空間だからなのか、非常に落ち着いて作品を見ることができました。
設計者、作り手の人となりが凝縮されたような空間。 大人な空間とでもいうのか。 茶室という事ではなく、生き方から表出してくる、深み、重みが違う。 いつか自分もこの境地へと・・・
広大な敷地からの外観
個人的には二棟含めた佇まいに違和感を感じました。少し残念。
二棟の繋がり「方」には素晴らしさを感じたのですが。
でも非常に体に染みわたる建築。
天気も良く、心地良い時間となりました。
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