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オールアース住宅

先月に2級電磁波測定士EMFAを取得した流れで、昨日北杜市で開催された「オールアース住宅現場説明ワークショップ」に参加してきました。


午前中は結構雪が降っていて、なんと現場は雪景色。 寒い中でのワークショップとなりました。



まず、オールアース住宅とは。 建物の床・壁・天井に敷設される電気配線から発生する電磁波をアースで抑制する住宅のことを言います。 長時間滞在する室に基本は施工をします。 上の写真はタッカーで有機導電性スパンボンドという特殊なシートを張っているところです。このシートは電流が流れない抵抗性を持っています。



1室を張り終えた状態。 シート同士が全て(どこかが繋がっていればOK)繋がっており、アースへ電流を逃がす役目を果たしてくれます。



施工後は、仮に電気を流して、どれくらいの電磁波が減ったかを中間検査します。 200V/m以上の数値がシート部分では2~3V/mの数値まで下がりました。 単位はV/m(ボルト・パー・メートル)と言いますが、スウェーデンではしっかりとした規制があり、25V/m以下を基準としています。EMFAも同じ数値を基準としています。 この後、照明等の器具が入りますが、数値はそれほど上がらず、25V/mを越えることはないそうです。

では、電磁波で人体にどのよう影響があるのか。 頭痛、頭部の灼熱感、手足のしびれ、目のチカチカ、皮膚刺激、めまい、食欲不振、睡眠障害、思考低下など、思い当たる方もいるかもしれません。 化学物質過敏症に近い症状のようです。 参加されている方の中でも、このような症状を持っている方もいました。 50年前に比べると電気使用量は50年で10倍だそうです。 戸建住宅の屋内配線の長さは40年ほど前に比べると、150mが950mにもなっているようです。分電盤は6回路から23回路。(平均) このように数値化するとわかりやすく、なんとなくでも体に害があっても不思議ではないのかなと思いますよね。 明日、明後日の講習会で1級を取得する予定です。 その後は、随時、電磁波のワークショップをKAMOSUで開催していきたいと考えています。その際にはもっと詳細に話をしたいと思っています。 ご興味ある方はぜひご参加ください!




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