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檜原村MOKKI NO MORI 大地の再生

先日檜原村のMOKKI NO MORI(東京チェーンソーズさんの山林)での風の縄文トイレのための大地の再生ボランティアに参加してきました。


幻想的な山道を歩き山林の奥へ向かいます。


ドイツではこのような山道が一般の人にも開放されており、散歩やサイクリングやバーベキューができるようになっているそう。 日本もそうなると、人と自然との距離が近くに感じられ、自然に対する畏敬の念が生まれるんだろうな~とか考えながら・・・


まずは風の縄文トイレへの道とトイレが背負う崖地の土留め作業から開始。

土中環境を壊さず(人の歩いていない場所には炭を蒔きながら)に土留めをしていきます。 水の流れる道を考え、水の流れが急になる部分を創造しながら、間隔を取り、土留めを造っていきます。


渓流に行くとよく見かける、流木がたまっているような場をイメージしてというのが印象的。 木杭は三角形になるように打ち、より自然に近い形で造っていくことが大切。


考え方は同じですが、東慶寺の時とは少しやり方が違いました。

その場その場で土留めの仕方が違うのは勉強になります。


土留めの完成。

次はトイレまでの道造り。 炭、燻炭、枝粗朶、枯葉、木杭で土留めを造りながら道を整備していきます。


場所によっては石も敷き、土中環境を考えながら進めていきます。


今日だけしか参加ができず、残念ながらここまでで作業は終了。 風の縄文トイレとは 大地の再生視点から生まれた土坑式トイレ。

深く掘った溝、炭、落ち葉と、風の通り、水脈がしっかりとあれば、自然と尿と糞は分解される。

尿は地下浸透し、糞は炭、落ち葉の上に落ちる。

土中の水脈による新鮮な空気の流れから微生物が活発に働き、全てが分解される。

これにより匂いも発生せず、風通しの良さにより、ハエも発生しにくい。

使用後は、炭、落ち葉を入れる。微生物が活性化すれば、おが屑だけでもいいそう。

檜原村の森の風景。 将来的には森に住みたいと思っているので、檜原村も候補の一つかな。 また時間が取れれば、大地の再生の様々な場の整備の仕方を学んでいきたいと思っています。 KAMOSU





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