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武相荘にて

鶴川に竣工した住宅の内覧会後、行けていなかった武相荘へ。

ほっこりする、ほっとする建築。 展示内に書かれていた言葉に心を動かされたというか、心を止められたような感覚に。 無駄のある家 ・・・・・

綿密な計画を立てて設計してみたところで、住んでみれば何かと不自由な事が出てくる。 さりとてあまり便利に抜け目なく作り過ぎても、人間が建築に左右されることになり、 生まれつきだらしのない私は、そういう窮屈な生活が嫌いなのである・・・・・

俗にいわれるように、田の字に作ってある農家は、その点都合がいい。 いくらでも自由がきくし、いじくり廻せる。 ひと口にいえば、自然の野山のように、無駄が多いのである。                                      白洲次郎

非常に考えさせられる言葉で心に響きました。

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